ディスカバー・サレント代表 フランチェスカ・パラマ Francesca Palama’

 

 Discover Salento社の名実ともに司令塔役である“Fraccia(フラッチャ)”ことフランチェスカは、南イタリアはプーリア州レッチェ県カリメーラ村(Calimera)で生まれ育った、海をこよなく愛する生粋のサレントっ子。

 ナポリ大学で日本語と英語を専攻し、2003年には交換留学生として早稲田大学で1年間学ぶ。2006〜2011年には国費留学生として再来日し、大阪大学にて5年間日本語教授法の研究を行ない、博士号を取得する。日本滞在中は、京都、大阪そして東京など日本各地で、外国人観光客向けのツアーガイドを務めたほか、数多くの国際展示会や学会などビジネスシーンでもアテンド通訳(日英伊)として豊富な経験を積む。

 お世話になった大好きな日本のみなさんへの恩返しの気持ちを込めて一念発起し、プーリア州観光局の全面的な協力を得て、日本語による日本人のためのプーリア州観光ツアー会社設立とサイトを立ち上げるに至る。

 海から生まれてきたといっても過言ではない彼女は、6〜10月とサレントの長い夏のあいだは、時間の許すかぎり毎日、幼い頃から慣れ親しんだサレントの海に通う。ひとたび海に入ると、水平線の彼方に消えてしまうのではないかと心配になるほど遠い沖までスイスイと泳いでいくその姿は、まさに水を得た魚。三十を過ぎてそろそろ“紫外線”なんて言葉に敏感になりはじめるお年頃(?)それでも海通いはつづくーーーー。サレントのあらゆるビーチを知り尽くしている彼女にきけば、お好みのビーチがみつかることまちがいなし!

 海のオフシーズンには、Macciaと二人、スポーツ自転車でサレント半島中を駆けめぐり、目下の目標は2人そろって地元サレントで開催されるトライアスロン大会に出場すること。

 

 

【通訳/ガイド/サイトテキスト担当】 福山 雅之 Masayuki Fukuyama 

 

 公私ともにFracciaの相方をつとめる“Maccia(マッチャ)”。食から歴史まで、プーリアを語らせたら右に出る者はいない(?)と、自他ともに認める日本人きっての『プーリア通』。

 2003年秋にプーリア州を初めて訪れた際、素朴であったかーいプーリアの人たちの優しさにふれ、ズドーーーンと心を射抜かれる。当時東京の食品商社に勤めるかたわら、プライベートでも自炊&外食ダイアリーをつけるほど生来の食いしん坊。プーリアの食と自然の豊かさに感動し、以来プーリアの虜となる。のちに縁あってプーリア州レッチェ出身のFracciaと結婚し、2011年からは思いきって日本からサレントへと移住。長年の夢であったスローライフをスタートさせる。

 LOHASな趣味も幅広く、自宅の家庭菜園で毎シーズン旬のオーガニック野菜を育てている。とくにサレントの八百屋さんではふだん手に入らないような日本の野菜作りにハマっている。暇をみつけては海釣りに勤しむが、もっぱら釣れるのはアジなど小モノ専門(笑) 釣ったばかりの魚をキレイに捌いて家族や友人に振る舞うのがなによりの楽しみ。一番好きなサレントの魚は、秋にサレントで獲れる天然カンパチ(ショッコ)。小ぶりながら適度に脂がのったそのプリプリな身は、お造りで頂いても煮ても焼いてもバツグン♪

 サレントに来る前は、もともと『海恐怖症』で『陸男』を自認していたはずが、今ではすっかり『海男』に宗旨変え。おそるべしサレントの海の魅力… 目下の悩みは、サレントの海があまりに美しすぎるため、よその海に遊びにいく気がしなくなってしまったということ…(笑)

「こんなに素晴らしい楽園のような場所が地球上にあることが、まだ日本であまり知られていないなんてもったいなすぎる!日本のみなさんと共有したい!」という思いで参加しています。