Q. 夏のサレントは、夜も暑いの? 夜間の外出時に羽織れるものは必要?
A. 真夏の最高気温が35〜40度ちかくまで上がるサレント半島ですが、空気が乾いているた め、昼間でも日かげなどにいると案外過ごしやすく感じられるでしょう。
日没後(7、8月は20時ごろ)は場所によりますが、さらに涼しく感じられることもあるか もしれません。夜お出かけする際に、簡単に羽織れる薄手のものをひとつお持ちになると、 重宝するでしょう。
サレント地方では、レストランでのディナーが中庭や遊歩道沿いなどオープンエアのスペース でという場面もよくあります。
しかしよほど寒がりでなければ、裏地なしのもので十分かと思います。サマーニットセーター やカーディガン、パーカ、ベストなどいろいろありますが、基本的には、夜涼しくなる場所は  OstuniやCisterninoなど山の上にある街に限られますので、それほど必要となる場面は多くな  いかもしれません。女性の場合はショールなどもいいかもしれません。

Q9. 教会を見学するときなど、服装など注意すべきことはある?
A. サレント地方の各地には、ぜひ訪れていただきたい観光客に人気の美しい教会や大聖堂がいくつかありますが、服装についてはそれほど厳しいルールはありません。
ご自分の常識的な範囲での判断でOKと思うものならば、たいてい大丈夫でしょう。具体的に言いますと、女性の極端に短いミニスカートや男性のショートパンツにビーチサンダルなどの装いは、あまり好ましくありません。女性の場合、ノースリーブのもので過度に肌を露出したものも、できれば避けたいところ。暑い季節でも肩にかけられる薄手のスカーフやショールなどを一つバッグにしのばせていると、役立つでしょう。
それから教会の入り口では、帽子とサングラスを取ってから入場するのがマナー。教会内ではなるべく声を静かにし、お祈りをする人たちの邪魔にならないようにしなければなりません。写真撮影OKでもフラッシュの使用は禁止という場合がほとんどなので、気をつけましょう。

Q. 教会見学のほかに、ドレスコードがある場所ってあるの?
A. 教会のほかには、格式の高めのレストランなどでお食事をされる場合も、暗黙のドレスコードがあります。やはり、Tシャツに短パンあるいはビーチサンダルなどでの入店は、控えた方がよいでしょう。
お出かけ用のおもいっきりオシャレなお召し物を1つ2つお持ちになっていると重宝するでしょう。