サレントの魅力 その3
イタリアの中のギリシャ☆
悠久の歴史に育まれ、ギリシャとイタリアが融合したユニークな伝統文化!
はるか三千年前の古代ギリシャ神話の時代にまで遡る、長い歴史のなかで独自の伝統を育んできたサレント半島は、イタリア国内でもとてもユニークな文化が息づいている土地です。
紀元前からイオニア海を我が庭のごとくサレント半島とギリシャを頻繁に往来してきたギリシャ人の末裔たちは、ギリシャ系イタリア少数民族として、21世紀の今なお日常的にギリシャ語方言"グリコ語(griko)"を話しながらサレント半島に暮らしています。彼らの暮らす12町村の一帯はグレチーア・サレンティーナ(Grecia Salentina)と呼ばれ、言語やお祭りそして郷土料理などグリコ独自の文化が大切に守られています。
彼らのフォルクローレダンス&音楽=ピッツィカ(pizzica)は、イタリアを代表する民族舞踊として世界的に有名です。タンバリンやアコーディオンが奏でる躍動的で情熱的なピッツィカの調べにあわせて楽しげに跳ねまわる踊り子たちの姿は、まさに圧巻のひと言。サレント地方の夏の夜の風物詩として、おおいに盛り上がりをみせます。
ディスカバー・サレントでは、地元サレントを代表するミュージシャンやダンサーと直接ふれあえるピッツィカ体験プライベートレッスン(タンバリン演奏とダンス。2時間〜)なども主催しています。ご興味のある方は、コチラまでお気軽にお問い合せください♪
サレント半島を訪ねて、まず最初に目に飛び込んできたのは広大なオリーブ畑の風景です。樹齢1000年以上のオリーブの林に迎えられ、人間の長年の営みを目のあたりにして、驚き、とても感動しました。また滞在中のドライブでは、アドリア海とイオニア海の...