castel del monte

カステル・デル・モンテ(Castel del Monte)は、13世紀半ばに建てられた、調和のとれた八角形の均整美が見事な名城で、プーリア州が誇るユネスコ世界文化遺産のひとつです。
ときのヨーロッパ最高権力者 = 神聖ローマ皇帝兼シチリア王国君主であったフェデリーコ2世(Federico II)によって建てられ、歴史ミステリーの宝庫としても人気を集めています。

アルベロベッロのトゥルッリ住居群に比べますとカステル・デル・モンテは日本での知名度が劣るかもしれませんが、王冠のようなその威風堂々とした姿はイタリアの1ユーロセント硬貨の表デザインに採用されているほど有名です。
世界最大の旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」のBucket List「死ぬまでに行きたい世界の名城25」にも、姫路城などとともに堂々の10位に選出されています。

カステル・デル・モンテが建つ丘からの眺めは人気の絶景スポットで、田園のむこうにはアンドリアの街、さらにその先にはアドリア海の美しい海岸線そして天気がよければガルガーノ半島の山々まで望むことができます。
とくに、夕陽に照らされた城と自然の風景が調和した黄昏どきの美しさは、神秘的で心が揺さぶられずにはいられないでしょう。

 

 

ミステリー   フェデリーコ2世   アクセス