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La Notte della Taranta(真夏の音楽祭“タランタの夜”)

La Notte della Taranta(真夏の音楽祭“タランタの夜”)

テーマ: フォルクローレ音楽&ダンス
開催地: Melpignano
開催日: 8月の最終土曜日

La Notte della Tarantaは、ピッツィカ(pizzica)とよばれるサレント地方の伝統音楽&ダンス最大のフェスティバルで、サレント伝統のフォルクローレ音楽を演奏するトップミュージシャンたちが一堂に会します。この野外コンサートには毎年なんと30万人もの動員があり近年ではイタリア国内のみならず国際的な注目を集めています。南イタリアの伝統民俗音楽タランテッラを代表するピッツィカの早いリズムと情熱的なメロディー、それにあわせて踊る躍動感たっぷりのダンスは迫力満点!観て聴いているだけで元気が湧いてくるピッツィカは、サレントの夏の夜の風物詩となっています。

La Notte della Tarantaは毎年8月にまるまる1ヶ月間かけてサレントの15の街を舞台に行われる一連のコンサートのグランフィナーレであり、それに先だって行なわれる近隣15の街でのコンサートもすべて、なんと入場無料♪老いも若きも観客たちが思い思いにピッツィカを踊る姿も微笑ましく、いずれのコンサートも夏の夜遅くまで熱気に包まれます☆ ぜひ、真夏のサレントの鼓動に生で触れてみてはいかがでしょうか。コンサートの人の波をできれば避けたいという方には、フィナーレの前日に通しで行われる公開リハーサルもオススメです。

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Luminarie di Scorrano(スコッラーノのルミナリエ)

Luminarie di Scorrano(スコッラーノのルミナリエ)

テーマ: 光とイルミネーション
開催地: Scorrano
開催日: 7月5~9日

イルミネーションの幻想的な輝きがとってもステキなルミナリエ☆ ルミナリエといえば、日本でも神戸ルミナリエが有名なように現在では世界各地で行われている人気イベントですが、じつはサレント地方こそがルミナリエ発祥の地だってご存じでしたか?ルミナリエのフェスタがとても盛んなサレント地方のなかでも、“ルミナリエの都”と誰しも認めるのがスコッラーノ村(Scorrano)。それもそのはずルミナリエ職人集団の全てがこのルミナリエ発祥の村の出身で、世界中のルミナリエも100%この街の職人たちによって製作されているんです!

四百年ほど前、当初は各家の窓辺にランプの灯りをともすだけであったスコッラーノの伝統は、現在ではDe Cagna やLucio Marianoといった名人たちのおかげで一級の芸術作品の域にまで到達し、小さな村の伝統から世界を舞台にしたアートにまで成長したのです。

そんな“ルミナリエの都”スコッラーノで開かれるルミナリエのフェスタは、まさにルミナリエの中のルミナリエ☆ その規模と質と種類の豊富さ、さらにお祭り期間中には大規模な打ち上げ花火大会も同時開催されるなど、盛大さにおいても世界一、まさに圧巻のひと言です!!

さらに興味深いことに、このお祭りはいまでも年々進化を続けており、近年はLEDライトが主流となって色や光量も進化し表現がより豊かに。さらには音に合わせてさまざまなイルミネーションが“踊る”という、音と光が競演する感動のショーも人気で、多くのルミナリエのファンが世界中からこの小さな村を訪れています。

みなさんもぜひ世界一のルミナリエを“体感”してみてはいかがでしょうか♪

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Focara di Sant’Antonio (聖アントニオの鬼火焚き)

Focara di Sant’Antonio (聖アントニオの鬼火焚き)

テーマ: 南伊の伝統習俗
開催地: Novoli
開催日: 1月16〜18日

La Focara はイタリア国内で珍しいサレント地方特有の“炎の祭典”としてひろく知られ、プーリア州内でもっとも人気がある冬のお祭りのひとつです。

最大の見どころ=祭りの主役は、巨大な焚き火の山☆
この鬼火のことをサレント地方の方言でFocara(フォーカラ)とよびます。薪木のピラミッドは底辺がタテヨコそれぞれ20m、高さが25m(およそ8階建てのビルとおなじ高さ)にもおよびます!さらに驚くべきことに薪のすべてが、周辺のブドウ畑で剪定伐採されたブドウの枝であるというのは、さすがワインづくりとブドウ栽培が非常に盛んなサレント地方ならではといったところ。

祭りの当日、冬の澄みわたった夜空にきれいな花火がつぎつぎに打ち上げられ、村全体が熱気と興奮を帯びてくると、12月から一ヶ月以上かけて村の男たちが協力しブドウの枝の束を積み上げ完成させた山の頂上部にいよいよ点火されます。このブドウの枝の鬼火は激しい炎をあげながら、このあと三日三晩祭りの間中ずっと燃えつづけます。その神々しいまでに勇壮な鬼火をとり囲みながら、いにしえの人々は冬の寒さをしのぎ、春の到来そして太陽の再生を願ったことでしょう。

現在のLa Focaraでは鬼火焚きの周囲を大勢の見物客がとり囲み、伝統音楽ピッツィカのコンサートが催されたり、地元の名産品や農産物を販売するスタンドもたくさん出店し、冬と思えないほどの賑わいで活気づきます。“Parco del Negroamaro”というサレント産ワイン生産者たちによるワインの直販イベントはなかでもとくに人気があり、掘り出し物の逸品がありますよ♪

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Corteo storico di Oria(オーリアの歴史パレード)

Corteo storico di Oria(オーリアの歴史パレード)

テーマ: 時代まつり
開催地: Oria
開催日: 8月の第二週末

プーリア州では毎年いくつかの歴史パレードが催され人気を博していますが、オーリアの歴史パレードはその人気や規模にくわえ、もっとも歴史があり時代考証に忠実であるという点においても他の追随を許さないでしょう。

歴史パレードでは、中世随一の名君と謳われる神聖ローマ皇帝フェデリコ2世が治めていた13世紀当時のプーリアのさまざまな歴史装束や甲冑姿が再現されます。800年の時を超えてフェデリコ2世の王宮から飛び出てきたかのような、妖艶な踊り子たちや男性の勇ましい旗手団、火吹きの道化師たちなども加わって街中をねり歩くパレードは圧巻!

お祭りの2日目は、年に一度の“中世オリンピック”が開かれる日です☆ オーリアの街が4つの地区に分かれ、各地区(rioniといいます)を代表する強者たちが、俊敏性や平衡感覚そして腕っぷしを駆使しさまざまな中世の競技5種目で真剣に競いあいます。多くの観衆が見守るなか、馬上の騎士なども登場し、華やかな中世の雰囲気に包まれます。

パレードの舞台となるオーリアの街は、11世紀ノルマン人によるプーリア征服から中世にかけて、歴代王朝にとって南イタリアで最も重要な軍事拠点の一つとして栄えました。その時代から時間が止まったままのような街の雰囲気は、まさに中世の時代まつりにピッタリ♪

なお、街の中心にあるオーリア城はイタリアの国宝に指定されています。今なおプーリアの人々に尊敬されるフェデリコ2世が、はるばるエルサレムから花嫁ヨランダを迎える婚礼の檜舞台として大幅な改築を行なった国宝オーリア城。タイミングが合えばぜひ訪れていただきたいところです(※ 一般公開は日時限定で要予約。お問い合せはコチラまでどうぞ♪)。

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Festa della municeddha(エスカルゴ収穫祭)

Festa della municeddha(エスカルゴ収穫祭)

テーマ: ローカルフード, 南伊の伝統習俗
開催地: Cannole
開催日: 8月10~13日

多くの観光客が訪れる夏のサレント地方では、さまざまな農産品の収穫祭や海産物の豊漁祭がひらかれ、豊かなサレント半島の自然に育まれた新鮮な地産の食材をいろいろと楽しめるのが魅力です♪

そのなかでもとびっきりの変わりダネとして人気が高いのが、 “municeddha”の収穫祭☆ ムニチェッダ(municeddha)とはサレント地方の方言でカタツムリのこと(殻の色が“僧衣”に似ていることから、“小さな修道女”の意でこう呼ばれています)。つまりなんと、畑で穫れるカタツムリの収穫祭なんです!

サレント地方のカタツムリは薄茶色の殻をもち比較的小粒ですが、味よし☆
おまけに滋養強壮にも効果てきめん!サレント地方の夏の暑さを乗り切るためには、サレントの家庭の食卓にこの時期欠かせない食材といえます。

夏の暑さと乾燥から身を守るため夏のカタツムリは、殻の口に白い膜を張り完全にフタをした状態で冬眠ならぬ夏眠に入ります。そのおかげでこの時期のカタツムリは美味さと栄養がギュッと詰まっているのだそうです。カタツムリを食すと聞いただけでは二の足を踏む方も居らっしゃるかもしれませんが、侮ることなかれ。シンプルな炭火ローストもよし、白ワイン煮もよし♪ いずれも貝類によく似た食感で、ニオイもクセもなく、貝より繊細なその味は意外にもかなりお上品。旅の思い出にぜひチャレンジしてみてください☆

もちろんこの4日間のイベントではカタツムリだけでなくサレントの伝統料理や伝統音楽のライブなども楽しめます♪ 食わず嫌いの方でも、一つ二つ食べたらやみつきになってしまうかもしれませんよ〜^^

※  20:30以降になると長い行列ができますので、それより前の比較的空いた時間に行かれることを
オススメします。

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Festa di San Rocco(聖ロッコの剣の舞い)

Festa di San Rocco(聖ロッコの剣の舞い)

テーマ: フォルクローレ音楽&ダンス
開催地: Torrepaduli (Ruffano)
開催日: 8月16日

南イタリアのフォルクローレ音楽“タランテッラ”の起源であるサレント地方のフォルクローレ音楽“ピッツィカ(pizzica)”は、音楽の演奏にあわせて女性ダンサーのみあるいは女性と男性のペアで踊るケースが多いですが、ここトルレパドゥーリで行なわれるサン・ロッコのお祭りでは、一風変わったピッツィカ、“ピッツィカ・スケルマ(pizzica-scherma)”のダンスが観られることで有名です。

ピッツィカ・スケルマでは、指先を剣先に見立てた男性ダンサー同士が(かつては本物の剣をつかっていたそうです…!)、あたかも決闘のような剣の舞いをペアとなり踊ります。タンバリンやカスタネットの激しいリズムに合わせて踊られる迫力満点の舞いが観られるのは、サレント地方でもたいへん珍しく、このサン・ロッコのお祭り以外では、数えられるほどしかありません。

また、タンバリンその他楽器を嗜まれる方ならば、どなたでもご自分の楽器をお持ちになれば、地元のアマチュア演奏家グループの輪に加わり即興演奏に参加できてしまう身近さも、このサン・ロッコのお祭りの魅力といえるでしょう。

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Cantine Aperte(オープン・ワイナリー・デー)

Cantine Aperte(オープン・ワイナリー・デー)

テーマ: ワイン・ツーリズム
開催地: サレント地方各地(ならびにイタリア全国)のワイナリー
開催日: 5月の最終日曜日

ワインを愛する方、そしてのどかな田園風景を愛する方すべてにオススメしたいのが、この日イタリア全国で一斉に行なわれる、カンティーナ(=ワイナリー)の一般公開イベントです。 全国で一斉開催されるこの日のイベントでは、“Vedi cosa bevi!(何を飲んでいるのか見にいこう!)”という合言葉のもと、ワイン醸造所の酒蔵が一般公開され、醸造施設やブドウ畑の見学ツアーやテイスティングのほか、ワイナリーごとにさまざまなイベントが催されます。

全国にあるすべてのカンティーナが参加するわけではありませんが、サレントからも23のワイナリーが参加しています。カンティーネ・アペルテの春の一日、いくつかのワイナリーをハシゴしてみるのも楽しいでしょう☆

ディスカバー・サレント主催のワイナリーツアーにご参加いただけば、年間を通じてワイナリーを訪問できますが、カンティーネ・アペルテの華やいだ雰囲気のなかで訪れるワイナリーもまた、貴重な思い出となる
でしょう♪

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L’alba dei popoli(新年のカウントダウン・コンサート)

L’alba dei popoli(新年のカウントダウン・コンサート)

テーマ: 音楽コンサート, 年越しイベント
開催地: Otranto
開催日: 大晦日

イタリア半島の南東端にあるサレント地方。そのもっとも東に位置するのが古代ギリシャ人によって建てられた美しい港町オートラントです。一年中多くの観光客が訪れるオートラントは、イタリアの国土の最東端にあるということで、イタリアで最初に朝陽が昇る場所としてもよく知られています。

そんなオートラントの街で初日の出をどこよりも早く迎えようと毎年行なわれる年越しイベントが、“ラルバ・デイ・ポポリ(L’alba dei popoli)”です。このイベントでは毎年12月の一ヶ月をかけて、オートラントの街を舞台にさまざまな文化・アートイベントが催されます。そしてフィナーレとなる大晦日には、国内外の有名アーティストによる無料野外コンサートがオトラント城前広場で開かれます。日付が変わる瞬間、聴衆のカウントダウンとともに新年を迎えると、目の前のアドリア海に無数の花火が盛大に打ち上げられ、街と港は、老若男女すべての人々の歓喜に包まれるのです。

この年越しイベントは夜通しつづき、朝日が昇るころになると、人々はオートラントの街の中でも最も東にある風光明媚なパラシア岬(Punta Palascia)へと移動し、アドリア海の対岸アルバニアの山のむこうから昇ってくる初日の出を迎えます。なんとも神々しい瞬間です。

皆さんもぜひ一度、オートラントで南イタリア式の賑やかかつ大自然の雄大さを満喫できる年越しを体験されてみてはいかがでしょうか。ご一緒にイタリアで一番早い初日の出を迎えましょう♪

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Festa dei lampioni(夏至の夜のランピオーニ祭り)

Festa dei lampioni(夏至の夜のランピオーニ祭り)

テーマ: サレントの珍祭, 南伊の伝統習俗
開催地: Calimera
開催日: 6月21・22日

南イタリア・プーリア州には四季折々の魅力がありますが、とりわけ美しい海が自慢のサレント地方が最も輝くのは、6〜9月の夏といえるでしょう。一年で最も日の長い夏至を迎えるとき、サレントの小さな村カリメーラ(Calimera)では、夏至の到来を祝ってランピオーニのお祭りが開かれます。これは“南イタリア版ねぶた祭”あるいは“ランタン祭り”といえるお祭りで、さまざまな形をモチーフにしたカラフルな紙貼り提灯“ランピオーニ(lampioni)”を、通りの頭上にたくさん飾り吊るし、 夜通し明かりを灯します。

大小さまざまな飾り提灯ランピオーニは、伝統的に葦の骨組みに色とりどりの紙を表面に貼って作ります。小型でシンプルな星形のランピオーニならば子どもたちも作りますが、蒸気船やエッフェル塔に飛行機など全長が2〜3mを超える大型の作品あるいは雪の結晶など複雑なつくりのものとなると、ランピオーニ作りの名人でも制作に数ヶ月を要することも珍しくありません。今年はどんな新しいランピオーニが登場するのか?サレントっ子たちにとって毎年の楽しみでもあります。

ランピオーニのお祭りの2日間は、カリメーラ村の広場で伝統音楽のコンサートが開かれるほか、サレントのB級グルメの屋台から地元の食材やワインの販売スタンドまで、さらには伝統手工芸のスタンドでは、職人技のデモンストレーションを間近にみることができます。

色紙越しにランピオーニの優しい明かりが通りを照らす…そんなほっこりとさせられる幻想的な光景を、地元の人々とともにぜひお楽しみください♪

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Presepe vivente(クリスマスのプレセピオ・ビベンテ)

Presepe vivente(クリスマスのプレセピオ・ビベンテ)

テーマ: クリスマス, 南イタリアの伝統習俗
開催地: Tricaseおよびプーリア州各地
開催日: 12月25・26日, 1月6日, および12月25日〜1月6日の間の週末< p/>

クリスマスツリーとならびイタリアのクリスマスの伝統的象徴といえば“プレセピオ”、つまりプーリア州で“プレセーペ(presepe)”と呼ばれる、キリスト生誕シーンを再現した人形のジオラマです。

日本のひな人形の段飾りにも似たこのジオラマは、クリスマスになるとイタリアの多くの家庭で飾られますが、プレセーペ・ビベンテは特別。人形のかわりになんと生身の人間が伝統衣装を身にまとい、実際の建物や馬小屋のなかでキリスト誕生シーンを再現するのです!

トリカーセ(Tricase)のプレセーペ・ビベンテは、サレント地方においてひときわ歴史が古く、一番のオススメ。キリスト誕生のシーンもさることながら、注目すべきはむしろそれをとりまくエキストラたち=ホンモノの伝統手工芸職人さん☆ 陶工や鉄鍛冶、靴職人から機織りまで、すべて実際に代々受継がれてきた古い道具を使い、プレセーペ・ビベンテの中で実際に作業する様子を目の前で観られるのは、とっても貴重な体験となるでしょう。

クリスマスのプーリア州では、その他にもさまざまなイベントを楽しむことができますが、こんな一風変わったイタリアの伝統にふれながら南イタリアのクリスマスを過ごされてみてはいかがでしょうか♪

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